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AS/400手帳の誕生

はじめに

現在私は、アクティブブレイン(ABS)の講師として、日本全国で講演やセミナーを開催する日々を送っていますが、最近、IBMのお客様向けの天城セミナーで講師をした時にもAS/400手帳の話題をし、実物も持参したりしました。

 

AS/400手帳は、累計で5万部以上発行されて、AS/400のビジネスに関わるIBM社員やビジネスパートナーにバイブルと言われた小さな小冊子です。

 

AS/400誕生から30周年経過し、AS/400手帳の開発からも20周年になるので、しばらくAS/400やAS/400手帳にまつわる記事も書いてみたいと思います。

IBMi World2018

1週間前の7月3日にIBMi World2018というイベントが秋葉原であったので久しぶりに行ってきました。

今回行く事になったのは、このイベントに関係する方とAS/400(IBM i)をお使いのお客様が、アクティブブレインセミナーを受講して下さり、案内を受けたのが直接のきかっけです。(ちなみにこの時のお客様は、お客様の声としてセミナー会場でも大きく紹介されていました)

 

最新のAS/400の情報を知ると同時に、懐かしい方々にも多数会えて、楽しい時間を過ごす事ができました。


日本IBM華麗なる挑戦

「過去の資産を継承し、最新のビジネスニーズを基本機能に組み込むサーバー」として30年前の1988年に誕生したAS/400。

当時私は、IBM入社前の大学生であったので、AS/400の名前を知ったのは、就職活動の時に購入して読んだ「日本IBM華麗なる挑戦」という本です。

それまで、大企業を中心にコンピュータ販売を行っていたIBMだったが、今後は、中堅企業にも販路を広げてく。その戦略的な製品がAS/400。

そのような事が書いている本です。

この本は29年前に出版された本であるが、その中に実名で登場する人の中には、私のアクティブブレインを受講して頂いた方や現在でもIBMに勤務され、私もお世話になっている方なども登場しているので興味深い本です。(その中の一人はIBMi World2018にも来ていました)


AS/400手帳表紙

「品田はセンスが良いので、AS/400を販売する社員が役に立つ物を作ってくれないか?」

AS/400が誕生して10年後の1998年の7月頃に、私の上司になったばかりの板垣清美さんに言われました。

板垣清美さんとは、主にNECや富士通、日立などの汎用機をお使いのお客様に、AS/400の素晴らしさをお伝えする「びっくりデモ」を開発された方です。(今でも現役でAS/400の素晴らしさを伝えていらっしゃいます)

 

その板垣さんから直接言われたのと、それまで私の心の中にあった、「AS/400という素晴らしいサーバーの提案活動をするIBMやビジネスパートナー様の生産性を向上させたい」という気持ちもあったので、ネーミングもAS/400手帳にして、日本アイビーエムが当時発行していた「手帳」に収まるサイズにしました。


AS/400手帳目次

既に20年の年月が経過しているので、「時効」という事で、今回はWebに公開していますが、「IBMの社員とビジネスパートナー社外秘」にしました。

内容は、AS/400を販売する時に必用最小限の情報が網羅されている事、一枚の中でなるべく多くの事が表現されている事を重視して、同じ部門にいた先輩社員などの意見も聞きながら決めました。


パフォーマンス比較マトリクス

最初のページは、パフォーマンス比較マトリクスを掲載した。これは、1998年当時の最新のサーバーであった9406-6XXシリーズに過去のマシンからアップグレードする時に検討すべき課題を一枚の表にまとめたものである。下記の内容を含んでいます。

 

機械グループ 主にソフトウェアの料金に影響が出る。

CPUの数   ライセンス料金やバッチジョブの試算。

V3R7,V4R3      OSのバージョンが上がるとパフォーマンスが向上するモデルだったので記載。

%     パフォーマンスがCPWベースで何%向上するか?

網掛け   MES(設置場所アップグレード)が出来るか否か?

次回は概算見積もり一発ワークシートを掲載予定です。